Studio monkが10月末で一端クローズすることになりました。
一度スタジオをクローズし、オーナー、マネージャー、レストランのオーナーと、これからの方向性を探っていかれるようです。
コロナ禍で色々なことが、根底から揺さぶりがかかり、見直しが起きている時期です。
わたしが永年お世話になっている、東京・下北沢のクリパルヨガのスタジオも、16年の幕を下ろし、9月に閉鎖することになったこともあり、何が起きてもおかしくはないと思っていた矢先のお知らせでした。
このタイミングで、わたしも、一度立ち止まり、これからのことを模索していきたいと思っています。
以下、コロナ禍で走り続けてきた半年間を振り返ってみました。
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わたしがStudio monkと出逢ったのは、今年の2月。
京都にきて、3年以上ヨガを伝える場所を探していたのですが、なかなか巡りあえずにいたときに
Studio monkと出逢い、ずっと、探していた場所に、やっと巡り会えたような気持ちになりました。
はじめて、スタジオの中を見せてもらったとき、何とも言えない静けさとやさしさに包まれた空間に、言葉がでてこなかったことを、今でも忘れられません。
その翌週、インストラクター応募のお知らせが出て、即応募。
面接を経て、採用していただけることになったとき、珍しく、前のめりに、すぐにクラスをさせてください(来週にでも)と懇願しているわたしがいました。
願いがかなって、3月に、はじめてのクラスをさせていただいたとき、そこにはレストランのオーナーのシェフが参加してくださったこと
その直後に、コロナ禍でスタジオはクローズとなったため、
その時、一度でもクラスができたことが、のちに大きな支えとなりました。
4月から世の中はStay homeの自粛期間が始まるなかで、
Studio monkはいち早くオンラインヨガを導入。
オーナーのえなさん、マネージャーのけいさんの
光のような判断力、行動力による、連携プレー。
そのエネルギーにのっかかるように、わたしのオンラインヨガへのチャレンジが始まりました。
この場所で、このメンバーがいなければ、恐らくオンラインヨガに取り組むことはなかったとおもいます。
最初の頃は、苦手なオンラインの周辺機器に苦戦し、トラブルに見舞われるたびに
マイクが、回線が、、と、右往左往。
こんなにあたふたしている自分を見たのはじめてでした。
完璧主義が手放せず、
何度やってもなかなかうまくいかず、
今度こそスムーズにいきますようにと、下鴨神社へ何度も参拝しました。(笑)
最初の頃は、想像以上にたくさんの人がクリパルヨガクラスに参加してくださり、身震いするほど、胸の高鳴りを覚えたこと、
遠くから参加してくださる方もいて、オンラインだからこそ、繋がれた生徒さんとの出逢いもありました。
Stayhomeが解除されると、参加者が少なくなり、ついに一人になったとき、画面onでの参加者がいない状態で、生徒が見えない、声が聞こえない。
対面クラスとは、全く異なる環境に
戸惑いを感じながらも、
オンラインで提供できるものは何か
模索するような時間が長く続きました。
(毎回、参加してくださった生徒さんに本当に感謝)
わたしがヨガを通じて、どんなクラスをしたいのか、
生徒とともに、どんな時間を過ごしたいのか
なぜ、ヨガを伝えたいのか
ティーチングと向き合い、
見えてきたことがありました。
それは生徒とともに、ヨガをすることで
ヨガを通して今に存在する実践をしようとしていること。
ヨガのティーチングを通して、わたしの目標は、自己成長にあること
初心を思い出しました。
半年間、Studio monkと一緒に、走り続けてきたことで、たくさんの生徒さんと出逢い
見たことなかった景色を見せてもらい
自分自身の新たな側面を見せてもらいました。
冷静と情熱のあいだに。
時にはバランス感覚を求められるような局面もあり
私自身、成長させてもらった、と思います。
スタジオはいつもよいエネルギーに包まれていて
安心して、ありのままの自分でいられる空間でした。
対面クラスで、生徒さんとセミプライベートのヨガクラスはとてもリッチな時間で
こんな時間が過ごしたかったと
心の内側に喜びが込み上げてくるような質の時間を過ごさせてもらいました。
スタジオ クローズのお知らせが告知されたとき
思った以上に沢山の生徒さんが
スタジオに一度行きたいと思っていた、
残念、、という気持ちをシェアしてくれました。
行きたいとおもいながら、なかなか行けないヨガスタジオ。
まるで、星野リゾートのような。(笑)
日常に追われていると、自分の望みにフォーカスする優先順位が下がってしまうことがあるのは、よく分かります。
いつも心に想っていてくださり、ありがたいです。
10月末までは、クラスを開催していますので、それまでに、一度と、思われているかた、ぜひ、ご参加ください。
お待ちしております。
