大学生の頃、受講した講義の一つに
「健康不安の社会学」という科目がある。
現代は、物質的なモノが溢れ
食べ物にも着る物も
何不自由なく、生活することができるようになったけれど
国民全体が健康不安を抱えていて
それが商業として成り立っている。
健康不安が商業化している世の中。
そういう観点から社会を見ると、
なるほどなぁ～と思ったことを思いだす。
あれから、20年。
今はまさに、健康不安の時代。
メディアでは、不安をあおり
恐れを増幅させる情報が飛び交い
人は不安や恐れを原動力に、行動する。
・・・
ヨガをして良かったことの一つは
身体の知恵を信頼する
自分を信頼する
ということを、体験的に学ぶことができたこと。
今、どう感じているのか？
身体はどういう反応をしているか？
呼吸はどんな状態？
身体と呼吸を感じて
心の声を聴く
自分の五感、センサーを働かせ
その時々、必要な行動を選択していく
社会や周りに自分を合わすのではなく、
自分にとってどうなのか？を
主体的に決断すること
もし、違和感があれば、違和感に気付いて
立ち止る勇気をもつこと
そのプロセスが
自分との信頼関係を深める
自分を信頼することができると
深い安らぎ、安心感、くつろぎが 訪れ
今ここに リラックスしていられるようになる
表面上でどんなことが起きていようとも
海の底のように、深海にはいつも静かなところがあり
それを見ていることができる
一時的に嵐が起きても
永遠に続くわけではなく
それはまた過ぎ去ることを知っている
結果として
穏やかさ
静けさ
集中力
洞察力
俯瞰力が培われる
自分のセンサーが働かなくなると
外へ外へと情報を求めていくしかなくなる
周りは常に変動するので
振り回されて、エネルギーを消耗することになる
ヨガに出逢う前のわたしは
とても不安が強いタイプだった。
一度不安になると
雪だるまのように膨らんでいき
自分を攻撃する矢のように襲ってくることは
体験している。
身体を信頼できる友として
みれるかどうか。
この時代を迎える前に
ヨガに出逢っていて良かったなぁと
改めて感じている。
・・・
ヨガをすることは
自分に責任を持つこと
原因と結果に等しく気付いていること
自分の選択した行動の結果が
今の自分自身の状態
であるならば
どうしたら望む状態に近づけるのか
健やかな選択とは
正解はない
日々が実験
それを面白がって続けるうちに
自分らしく生きる道が開拓されていく
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次回、ヨガクラスのお知らせです。
■クリパルヨガと呼吸の会
2021年8月28日(土) 13：30-14：50
会場 ものことあとりえ一頁（京都市伏見区竹田久保町2-6）
https://atelier-1-page.jimdofree.com/
定 員：5人
参加費：2500縁
持ち物：ヨガマット、動きやすい服装、水、タオルをお持ちください。
（レンタルマット 1枚200円)
お申込：クリパルヨガ教師 かねとうひとみ hitomi.kaneto@gmail.com
