京都・クリパルヨガのある暮らし

京都からクリパルヨガを伝えています。米国クリパルセンター公認ヨガ教師 hitomiのブログです。

セレンディピティ

週末、アーユルヴェーダのセラピスト(ヨガ仲間)から

アビヤンガ(全身オイルマッサージ)を受けて、

昨日、お昼に近くで気の流れのよい、カレー屋さんの
フレッシュハーブカレーを食べてから
身体の内から外から、
浄化が促され
巡りがよくなっている。

・・

今朝、職場での出来事。

廃棄予定と貼られたまま、しばらく置いたままの
ブックトラック(本を乗せる台車)と、扇風機が目につき
そろそろ、廃品置き場に持って行ったほうが
いいんじゃないかなと、思いつく。
 

足がとれた3本足のブックトラックの上に
壊れた扇風機を乗せてみて
バランスが保てそうか、試してみる。
 

そうしていると、同僚が手を貸してくれ、
ゆらゆらしている扇風機を
ブックトラックに落ちないようにひもで括り付けてくれた。
 

もう一人の同僚は総務掛に
これから廃棄物置き場に持って行ってよいか
早速、電話で問合せしてくれている。

 
普段、廃棄物は地下のある場所に置いていて
一年に一度、業者にまとめて依頼しているはずだが
ちょうど、不用品がたまったので
今日、引取り業者に依頼していて、
まさに10分後に到着予定だという。
 
 
さらに別の同僚が運搬してくれ
廃品置き場にゆっくり向かっていたら
ちょうど、引取業者の車が目の前に現れて、10m先に駐車した。


担当者と目が合ってお辞儀する。
挨拶するのは数年ぶり。
わたしは覚えているけど
向こうは、あいまいな感じ。
 

追加分の引き取りがあることは、
まだお知らせしていないので
別の同僚を待っていると
ちょうど総務掛の担当者と一緒に出てきて、鉢合わせ。
 

廃棄予定の物品も一緒に引取るので
ここに置いておいてくださいと即OK。
地下の廃品置き場まで行かず、
引き取ってもらえることになった。
 

結局、わたしが、不用品を運んだらどうか、と思い付いてから
わずか10分で、スムーズに引き取られていった。
少なくとも7人くらいの人が関わってくれた。
 

物品を現場に運んだタイミング、
関係部署と連携したスムーズなやり取り。
見事な連携プレー、すべてパーフェクト。
 
わたしは、そのアイディアを思いついて、触っていただけで、
現場に物を運んだわけでもなく、
関係部署に連絡もしたわけでもなく

周りの人が手を貸してくれて
スムーズに運ばれた。
 

それはまるで
時空を超えて
あるものがあるべき場所へと運ばれていく流れにあったかのように。
 
その一連の流れの中にわたしもいて
周囲の人と、連携して
お互いのエネルギーが呼応しているような出来事だった。
 
こういうとき、社会の歯車の一員になれることは
むしろうれしい。
 
 
・・

わたしたちは、身体を受信器として、
流れをキャッチしたり、
ふとしたひらめきやアイディアが思い浮かんだり。

そして、そのセンサーを通して
ヒトやモノ、自然、互いにエネルギーをキャッチしたり、交換しあっている。
 

それは、近くの人に限らず
遠くの友人のことを思い浮かべていたら、相手もそうだったということがあるように、
物理的な距離を超えて繋がりあっている。
 
そして、偶然の一致が重なることも。
 
 
身体を整えると受信センサーが磨かれる、
というのはどうやら確からしい。
 

今日のような出来事を
セレンディピティというのだろうか。
 
 

帰り道に眺めた空