京都・クリパルヨガのある暮らし

京都からクリパルヨガを伝えています。米国クリパルセンター公認ヨガ教師 hitomiのブログです。

お腹に意識を向ける

今朝はクリパルヨガの瞑想クラスで、

お腹に意識を向ける瞑想をした。

 

普段、呼吸瞑想では、鼻先に意識を向けることが多い。

お腹に意識を向けると、緊張していたり、かたまっていて

感覚が分かりづらかったり。

 

呼吸が浅いと感じるときは

たいていお腹がかたまっていることに気づく。

 

お腹といっても、その範囲は広く

みぞおちから、下腹部、真ん中、

部分ごとに色々な感覚が広がっている。

 

鼻先の一点に注意を向けた場合は

空気の質感、温度(冷たさ)等

外の世界を感じることが多い。

呼吸の入口でもある鼻は

外の世界と繋がるゲートウエイである。

 

一方、お腹に注意を向けると、内側の自分と繋がっていく。 

腹立たしい、腸煮えくりかえる、腹が据わる・・等

お腹は感情とリンクしていると言われるように

これまで感情的に、内側に溜めてきた

ストレス、怒り、不安、不満、憤り・・等

色々な感情の集積所だったりする。

 

お腹を感じるというのは

まるで深い森に入っていくようなワンダーランドの入口。

 

周りの人に優しくしていても

自分自身に優しくているのか。

 

言いたいことを言えず、我慢していたり

もやもやを抱えていないか。

今、お腹がどのくらいスッキリしているのか。

 

お腹の状態は健康のバロメータ

 

お腹に優しく手を当てながら

その声に耳を澄ます。

 

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