今朝はクリパルヨガの瞑想クラスで、
お腹に意識を向ける瞑想をした。
普段、呼吸瞑想では、鼻先に意識を向けることが多い。
お腹に意識を向けると、緊張していたり、かたまっていて
感覚が分かりづらかったり。
呼吸が浅いと感じるときは
たいていお腹がかたまっていることに気づく。
お腹といっても、その範囲は広く
みぞおちから、下腹部、真ん中、
部分ごとに色々な感覚が広がっている。
鼻先の一点に注意を向けた場合は
空気の質感、温度(冷たさ)等
外の世界を感じることが多い。
呼吸の入口でもある鼻は
外の世界と繋がるゲートウエイである。
一方、お腹に注意を向けると、内側の自分と繋がっていく。
腹立たしい、腸煮えくりかえる、腹が据わる・・等
お腹は感情とリンクしていると言われるように
これまで感情的に、内側に溜めてきた
ストレス、怒り、不安、不満、憤り・・等
色々な感情の集積所だったりする。
お腹を感じるというのは
まるで深い森に入っていくようなワンダーランドの入口。
周りの人に優しくしていても
自分自身に優しくているのか。
言いたいことを言えず、我慢していたり
もやもやを抱えていないか。
今、お腹がどのくらいスッキリしているのか。
お腹の状態は健康のバロメータ。
お腹に優しく手を当てながら
その声に耳を澄ます。