京都・クリパルヨガのある暮らし

京都からクリパルヨガを伝えています。米国クリパルセンター公認ヨガ教師 hitomiのブログです。

研修に参加して②生徒をエンパワーするという在り方

PAE (Posture Allignment Embodiment)

 

ペアになり、一人が生徒役


もう一人がティーチャーとなる。


生徒は、事前に自分で観察した


20のポーズの達成できたことと


難しかったことを教師に伝える。


生徒は、ポーズに入り(Enter)


保ち(Sustain)


リリース(Release)


統合(Integration)


を40秒で行う。



教師は、生徒の自己申告を


聞いたうえで、達成されていたところ


可能性を感じるところを観察し


生徒に伝える。

 


生徒として

20のポーズを練習して気付いたことは、


わたしは、自分の身体を


固定のイメージでとらえていて


そのイメージを元に


ポーズをとっているということ。


苦手意識がある部分は


このアーサナではこうなりやすい


ここはこうだ・・というふうに。


苦手だと思っていても


そこに意識を向けて行っていると


実は問題ないことが報告されたり


実際やってみると


現実は違っていることも多い。

 


身体は日々変化している。 


自分の中で抱いている


自分に対するイメージを


いったん手放し


持っているストーリーから


一歩外に出て


新たな視点で


身体と関わっていくと


体験はいつも、新しいものとなる。



過去にとらわれず


今に意識を向ける。


 ・


ティーチャーとして


生徒のアーサナを観察し


そこに流れるエネルギーを感じながら


さらなる可能性を見出す時間は


とても集中し


没頭していた。



まるで、生徒と一緒に


アーサナをとっているかのように


自然と呼吸が深まる。

 

身体が最大限開かれ


そこに呼吸が流れ


生命力が躍動している。


その人らしさが表現される。


生々しく、力強い瞬間が

立ち現れる。


そのエネルギーを


充分感じながら


そこからさらなる可能性を見出す。


俯瞰してみる意識(ブッディ)を


もって、関わっていく。

 

生徒のあるがままを肯定し


さらなる可能性を見出し


エンパワーする


クリパルヨガの在り方。



そのような人との関わり方に


私自身が励まされている


と感じている。

 

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