PAE (Posture Allignment Embodiment)
ペアになり、一人が生徒役
もう一人がティーチャーとなる。
生徒は、事前に自分で観察した
20のポーズの達成できたことと
難しかったことを教師に伝える。
生徒は、ポーズに入り(Enter)
保ち(Sustain)
リリース(Release)
統合(Integration)
を40秒で行う。
教師は、生徒の自己申告を
聞いたうえで、達成されていたところ
可能性を感じるところを観察し
生徒に伝える。
…
生徒として
20のポーズを練習して気付いたことは、
わたしは、自分の身体を
固定のイメージでとらえていて
そのイメージを元に
ポーズをとっているということ。
苦手意識がある部分は
このアーサナではこうなりやすい
ここはこうだ・・というふうに。
苦手だと思っていても
そこに意識を向けて行っていると
実は問題ないことが報告されたり
実際やってみると
現実は違っていることも多い。
…
身体は日々変化している。
自分の中で抱いている
自分に対するイメージを
いったん手放し
持っているストーリーから
一歩外に出て
新たな視点で
身体と関わっていくと
体験はいつも、新しいものとなる。
過去にとらわれず
今に意識を向ける。
・
ティーチャーとして
生徒のアーサナを観察し
そこに流れるエネルギーを感じながら
さらなる可能性を見出す時間は
とても集中し
没頭していた。
まるで、生徒と一緒に
アーサナをとっているかのように
自然と呼吸が深まる。
身体が最大限開かれ
そこに呼吸が流れ
生命力が躍動している。
その人らしさが表現される。
生々しく、力強い瞬間が
立ち現れる。
そのエネルギーを
充分感じながら
そこからさらなる可能性を見出す。
俯瞰してみる意識(ブッディ)を
もって、関わっていく。
生徒のあるがままを肯定し
さらなる可能性を見出し
エンパワーする
クリパルヨガの在り方。
そのような人との関わり方に
私自身が励まされている
と感じている。