京都・クリパルヨガのある暮らし

京都からクリパルヨガを伝えています。米国クリパルセンター公認ヨガ教師 hitomiのブログです。

梅仕事の集い

2週間ほど前、梅仕事の集いに参加してきました。

 

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主催はものことあとりえ一頁の小梅さん。

梅と梅仕事への愛情と情熱が溢れている方です。

https://atelier-1-page.jimdofree.com/

 

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ものことあとりえ一頁のエントランス

 

会場に入ると、すもものような、梅の甘い香りが充満していてました。

この香り、幸福感。

 

 

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自己紹介をして、早速、梅仕事START!

 

この日の梅は福井の若狭梅。

小梅さんが仕入れてきてくれていました。

 

まず、丁寧に洗われた梅の表面を手拭いでふき取って

梅のお尻のぽっつりを取り除いていきます。

 

 

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梅1kgを計測中

わたしは、この日、はじめての梅仕事でしたが、

梅仕事の先輩たちに教わりながら、梅シロップと、梅サワーを作りました。

 

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氷砂糖と梅を交互に入れていっているところ。

 

 

 

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完成した梅シロップと梅サワー

 

梅の香りに見送られながら、梅2kg(瓶、氷砂糖、お酢)から完成した梅シロップと梅サワーを山用のザックに背負って、持って帰る。

これがなかなか重いのですが、大切な我が子を、落とさぬように、無事に運びました。(笑)

家に帰って計測すると、合計7kg!

 

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3週間ほど寝かせると完成ということなので、あと少し。

時々、混ぜて様子を見ながら、梅との共同生活を楽しんでいます。

完成が楽しみです。

 

 

 

☆☆☆

おまけ。

せっかく近くまで来たので、帰りに、墨染のクリパルヨガティーチャー仲間の杏子さんがオープンしているクッキー屋さん、LUCKY DOCKY COOKYへ。

 

 

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まるで、絵本の世界のように、クッキーが並んでいます。

そして、子どもから、お年寄りまで、ふらっとドアをノックして入ってきては

うれしそうに、クッキーを買って帰る。

 

オープンして2年半。

絵本の世界のように、幸せな日常の一コマがそこにはありました。

 

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美味しいクッキーとハーブティーでひと休み。

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イートインもできます。

杏子さんの作るクッキーは美味しくて、元気が出る。

 

好きなことを仕事(志事)にする。

大変なことはあっても、自分に正直で、ぶれない生き方。

そんな姿は他の誰かを勇気づけることでしょう。

 

梅仕事をして、クッキーを食べて、元気をもらった一日でした。

 

LUCKY DOCKY COOKY

https://www.instagram.com/luckyduckycooky/?hl=ja

LuckyDuckyCooky

ヨガとアロマと呼吸の関係

職場の昼休みに行っている”おひるヨガ”では

最初に、持参したアロマから、好きな香りを選んでもらっている。

 

先日、おひるヨガのはじめのアロマシェアの時間で

「今日は不調で、、」と言いながら、到着した同僚が

アロマスプレーをひと吹き、吹きかけたと同時に

「あ、戻ってきた」という言葉とともに

表情が変わり、何かがスコンと抜けた瞬間があった。

 

クラスを終えたころには、和らいだ表情で

「来てよかった」という言葉を残して

足早に職場に戻っていく。

 

この日持参したアロマは

ローズウッド、サンダルウッド、シダーウッド、フランキンセンス等の

ウッド系の精油をベースに、ゼラニウムを加えた”紅一点”という自作のブレンド

 

その人はこの香り好きかもしれないと

直感的に想っていたこともあり

じんわりと胸が熱くなった。

 

・・・

 

アロマとの出逢いは、もう10年以上前。

会社員時代、ストレスフルな生活を送っていたわたしにとって

アロマサロンは、駆け込み寺のような存在だった。

毎回、レッスンが終わるころには、

何かモヤモヤしていたものから、すっかり解き放たれて、気分がよくなっている。

 

香りの持つ癒し効果に感動したわたしは、

スクールに2年ほど通い、アロマセラピストの資格をとった。

 

その後、ヨガのティーチャートレーニングを受け、ヨガティーチャーとなり

ヨガとアロマはわたしの生活に欠かせない存在となり

同時に、身近な人に伝えたい大切なものとなった。

 

・・・

 

ヨガをして、身体の内側に注意を向けると

外側に向かっていたエネルギーが内に戻ってくる。

 

身体の中に心を置いて

呼吸と動きを合わせて身体を動かす。

集中とリラックスが同時に起きてくる。

 

呼吸は深まり、エネルギーは高まってきて

自分という存在がしっかりと感じられるようになる。

今に存在する実践。

 

・・

 

香りは呼吸を運んでくれる。

 

どんなに呼吸が浅くて、固まっていて

呼吸できていない、と感じられるときでも

香りがする=息が入ってきていること。

 

ちゃんと、今、息を吸えることに気付かせてくれる。

このことに何度救われたことか。

 

嗅覚は五感の中で

最も本能的な感覚と言われている。

 

香りという嗅覚にアプローチする方法は

思考を介さずに、ダイレクトに

大脳辺縁系本能や感情を支配している部分)にたどり着き、

五感を開く。

感情が解放される。

 

嗅覚を通して

人間の本能ともいうべき

動物的な感覚が研ぎ澄まされてくる。

 

どんなに自然から離れてしまっていても

都会のど真ん中にいても、香りにアプローチすると

人が本来持っている野生が立ち上がってくる。

人間も自然の一部ということを思いださせてくれる。

 

ヨガの実践と

アロマの香り。

 

今、ここに

わたしが

戻ってくる瞬間。

 

ほっと一息ついたとき

何かから解き放たれたとき

人は表情が変わる。

 

身体も呼吸も緩んで

リラックスした状態へと

モードが切り替わる。

 

それはたとえ一瞬の出来事であっても

日常の中で、そんな瞬間に立ち会えることに

身近にいる大切な人たちに

わたしが大切に育んできたことを届けられることに

ふつふつと 小さな喜びが湧き上がる。

 

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バラの香りをかぎ比べるのが好き。ベランダでミニトマトとハーブがすくすく育っています。


 

 

 

 

 

 

 

 

ホームにいることの大切さ

今朝、オンラインでクリパルの

アーユルヴェティックヨガを受けたときのこと。

 

クラスの冒頭に、担当のまきこさんから

「物理的にも心理的にも自分自身が

ホームだといられる場所にいることは、大切ですよね」

というお話がありとても共感した。

(アウェーでオンラインをするのは大変という文脈での話だったので、そこにも共感)

 

私たちは、緊張したり、気持ちが落ち着かないとき

そわそわ動き回ったり、たくさん水を飲んで、頻繁にトイレに行ったり

じっとしていられなくなる。

そういう時は、ヴァータという風の質が増えて、乱れている。

 

ヴァータは腰回りが座位(住んでいる場所)なので

本来はそこにいると安定しているが

動きやすい性質なので、上の方や四方八方に動き回る。

ヴァータが増えすぎると、思考があちこちに飛び回り

気持ちもそわそわ、身体も落ち着かなかくなる。

 

そこで、アーユルヴェティックヨガでは

ヴァータが本来いるべき座位、腰回り、土台をしっかり整える。

30分という練習の中で、身体も心も安定してくる。

 

話を戻すと、自分自身がホームにいないときは、

心もとなく、そわそわして、

心も体も緊張をしていて、

無駄な力みがあり、頑張っても空回りしたり

どこか自分の力を発揮できない。

 

そういう状況の中で

「どんなところにいても(ヨガの実践者なのだから)自分らしくいれるはず。

そうしなければ!」

と思い、頑張ろうとすると、、さらに余計な負荷がかかり

自分の中心から離れていく。

 

自分が自分らしくいられる場所にいると

自然にリラックスしていて、無駄な力みがない。

その状態の中で、人は本来持っている力を最大限発揮できる。

 

無理に自分を変えようとするのではなく

まずは、環境を整える。

 

自分が落ち着いて、安心安全を感じられるホームに身を置くこと。

大切な大切な存在をやさしく包み込むように。

 

それってとても大切なことだなぁと思う。

 

緊張が日常になると、リラックスの感覚が感じづらくなる。

結果だけを求めて、猛スピードで突き進んでいると、

方向性を誤っていても気付けなくなる。

 

普段から心地よい感覚の中に身を置くこと

違和感を違和感として、しっかりと受け止められること

違うと感じるときには、立ち止る勇気を持つこと。

 

そんな自分への優しい寄り添い方が

自分らしく生きることに繋がっていくのだと思う。

 

  

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My home studio

 

イメージが作り出す身体の動き

久しぶりにフェルデンクライスのレッスンを受けてきました。

 

とても温かくて、優しいプラクティショナーのあかりさんとゆうきさん。

会うと気持ちが和らぎます。

 

ろじのあかり

https://rojinoakari.com/index.html

 

**

この日のフェルデンクライスのレッスン

~Awareness through movement~ 

 

最初に仰向けになり、身体をボディースキャンして、感じ取る。

まるで魚拓をとっているかのよう。

全身を観察すると、左側がやや重くて(魚拓では濃く映るだろうな)

沈んでいて、傾いている。

 

首を回してみると

右の方が転がりやすくて

左側は転がしづらい。

まるで、坂を上っているように感じられる。

 

そして、ゆっくり、小さく動かし始まる。

いかに早く、効率よく、、という方向に流れがちな現代社会。

その枠から、一旦離れて、

フェルデンクライスでは、可能な限り、ゆっくりと、小さく、動く。

繊細さをもって、意識的に身体に向き合うと、

自分自身が大切に扱われているという気持ちになってくる。

 

身体が発する小さい声も聞き逃さないように。

普段、慣れている動きのパターンから、一旦離れて

新しい動き方を脳に学習させるように。

 

ゆうき先生のやさしい声が耳に入ってきて

素直に、身体に染み込んでいく。

 

この日のハイライトは、

両方の肩甲骨を両手で持って左右に動かす動き。

最初は、固まっていて動きづらいな、と思っていたのが

やわらかい、というイメージをもって動いてください、

という言葉を聞いて、改めて動かしてみると

やわらかく、スムーズに動き始めたこと。

 

やわらかい、という言葉がやさしい声にのってくると

白鳥が翼を広げて羽ばたいているようなイメージが浮かんできた。

さらには、白いリボンでやさしく包まれている贈り物のイメージも。

 

どちらも、ふわっとしていてやさしく、優雅な雰囲気をまとっている。

 

言葉からつむぎだされるイメージ

それが身体の動きへとそのまま伝わっているかのように

動きがスムーズに、ゆっくり、滑らかに変化してきた。

 

気持ちもやさしくなり、身体が緩んでくる。

身体は入ってくる言葉に対して、素直に反応していることに気付く。

 

普段、わたしはどんな言葉をつかっているだろう。

やさしい言葉を使っているときは、身体はリラックスしているだろうし

否定的な言葉、厳しい言葉を使っているときは、身体を緊張させているかもしれない。

 

言葉とイメージが身体に与える影響は、計り知れないなと感じた。

 

レッスンが終わって、立って部屋を歩いていると

首が伸びて、上下左右の可動域が広がっていることに気付く。

首に特化して動いた感じではなかったけど

全身が連携して、必要な調整がされたかのように、

動きが統合されている。

 

フェルデンクライスのレッスンは

脳への働き、身体の動きの統合がうまくデザインされていて

終わってから、感覚、知覚が変化していることが多い。

まるで、新しい道を発見したかのように。

いつもより、より心地よい方向へ。

脳が自発的に新たな回路を広げたかのように。

 

 

**

 

もうすぐ愛知へ引っ越してしまうこともあり

この場所でのレッスン受けるのはこの日が最後。

 

レッスンに向かうときは、さみしいなと思っていたけれど

会ってみると、もうこのおうちには収まらないくらい

家族全員の身体の器が大きくなっているので

次に身体に会う場所へと運ばれていくのは必然だなと直感的に感じた。

 

まずは身体を心地よく整える。

その身体が心地よい場所へと運んでくれる。

 

二人の姿から、そのレッスンをリマインドしてもらった。

 

今はまさに風の時代。

しなやかで軽やかな身体と心で、

新しい生活で、またのびのびと、新たな可能性を開いて活動していく様子が目に浮かぶ。

恵まれた身体能力と深い優しさをもった二人。

二人のレッスンを必要としている子どもたち、大人が出逢えますように。

 

今後も月一回の京都クラスとオンラインクラスは継続されるとのこと。

また会える日を楽しみに。

 

aafelfel.blogspot.com

 

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家族が増えてパワーアップした中野家



 

 

 

 

ホメオパシー体験談①

この冬から春にかけて

みやまどか先生の『ホメオパシー講座』全6回を受講しました。

 

みやまどか先生のホメオパシー

https://www.miyamadoka.com/

 

 

この講座では、毎回、風邪のレメディ、怪我のレメディ、

女性のためのレメディ、体質レメディなど

テーマに合わせて、日常で使える40種類の

レメディの特徴と使い方を学びました。

 

いざというときに、薬よりも安全で

身体の自然治癒力に働きかける、レメディキットは、

家庭の救急箱のような、お守りのような存在です。 

 

 

最初は、ホメオパシーについてほとんど知らない状態で

スタート講座での先生のエネルギーに惹かれ

直感と好奇心で申し込んだのですが

全6回の講座を受けて、色々な体験があり

内外に様々な変化があったので、

その体験を振り返ってみたいと思います。

 

*****

 

ホメオパシーは、約200年前にドイツ人医師のサミュエル・ハーネマンによって体系化されました。

ホメオパシーはエネルギー療法です。

自然界のあらゆる物質(主に植物、動物、鉱物)の波動(エネルギー)を染み込ませたレメディーと言われる砂糖玉を服用します。

その人のエネルギー全体に、レメディーというエネルギーの刺激を与えることによってその人本来の生命力(バイタルフォース)を活性化するから、ホリスティックな癒しを得られるのです。

 引用 みやまどかさんHP https://www.miyamadoka.com/about-homeopathy2

****

 

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ホメオパシーとは、HomeOEO(同じ)+PATHOY(病気)=同種療法

 

古代ギリシャの医学の父、ヒポクラテスが2500年前に提言した

「類は類をいやす、毒をもって毒を制す」という法則を

18世紀のドイツ人医師ハーネマンが体系化した療法です。

 

 

 

例えば、喉がイガイガするときに、同じようにイガイガ、ヒリヒリする

生姜湯を飲むことで、イガイガが緩和されたり、

鼻がムズムズして、目がしょぼしょぼするときに

玉ねぎを切って、その汁をあびたら、すっとよくなったりすることがあります。

 

「その症状を引き起こすものは、それに似た症状を治すことができる」

「似たものが似たものを治す」

 

生姜湯や玉ねぎの例は、おばあちゃんの知恵のように

古くから、私たちの暮らしに自然に取り入れられてきました。

 

最近では、ノイズキャンセリングのように、

同じ周波数の音を逆再生してぶつけることで、

消し合う消音技術、にもこの法則が応用されています。

 

 

ホメオパシーでは、

同じものが症状を治癒するという考え方のもと

より健やかな生き方

より自分らしく生きるために、

自然界にある物質の波動を転写した

レメディを服用します。

 

 レメディとは、原料を極端に薄め、激しく振盪(振り叩く)させ

 その波動を転写した砂糖玉のこと。

 化学物質を一切含まず、その人が持つ自然治癒力に作用するもので

 赤ちゃん、お年寄り、妊婦さん、動物まで幅広く使えます。

   ※レメディは「re(再び)medy(medium)中心へ戻すもの」という意味。

 

ホメオパシーは、日本ではまだなじみがうすいかもしれませんが

ヨーロッパでは盛んに用いられており、フランスの薬局では

全薬剤の3割がホメオパシーのレメディが並んでいるそうです。

 

 

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エインズワート社のホームキット42種類

 ****

 

この講座の中で、わたしにとってのハイライトは

わたしの体質レメディに出逢ったことでした。

 

 体質レメディとは、植物、動物、鉱物、その他

 自然界のあらゆるものから作られているレメディ(約4000種類)の中で

 自分の波動に最も近いレメディのこと。

 

自然界には、自分に近い波動を持つ植物や鉱物があり

それが砂糖玉として存在している、というのは

何だかとても心強い気持ちになります。

 

***

 

【Nat-mur】ナットムール 岩塩 

[症状] のどの渇き、むくみ、口唇ヘルペス片頭痛熱中症

[特徴] 長年の深い悲しみ、閉じている、欠乏感、断ることへの罪悪感

海が好き、塩気を好む、閉鎖的、過去の納得できないことにこだわる、

ナトリウムが原料、体内の水分調整が効かない、熱中症からくる頭痛、

傷つきやすく壁を作る、母子関係

 

 

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海が好き

 




6つの体質レメディの一つ、Nat-mur (ナットムール )の

特徴を学んでいくうちに、海が大好きで、塩気を好み、

喉が渇き、むくみやすい・・

特徴がわたしの体質にほぼすべて当てはまっていて、親近感を覚え

これはわたしの体質レメディかもしれない、と直感しました。

 

講座で30Cのキットを一緒に入手していたので

その夜、ナットムールを一粒飲んでみたところ

そこから、わたしの内側の旅が始まりました。

 

 ②へ続く 

 

 

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講座の開催場所Hyge naturaさん近くの景色

 

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ホメオパシー体験談②

身近な友人から

ホメオパシーをはじめて、

軸がしゃきっとしたね、

と言われました。

 

実際自分でも、そんな気がします。

 

 軸が強くなり

自分の中心に戻ってきたような感覚が増しています。

 

そこで、わたしに起きた変化を

身体と心の両面から 振り返ってみたいと思います。 

 

 

***

 

<身体の変化>

目に力が出てきた

長年患っていた口唇ヘルペスが出なくなった

(20代後半から、冬~春先にかけて、鼻の下~口にひどい湿疹がでて、あらゆる皮膚科に通ったが、一向に治らず、困っていた)

 

 

内から外へ、

上から下へ

心から身体へ

 

レメディをとった日から

わたしの身体は浄化のプロセスをたどっていきました。

 

【身体に起きたこと】

1日目  Nat-mur 30C 1粒目をとる
2日目  くしゃみ、悪寒
3日目  軽い頭痛
4-5日目  胸のうずき、感情があふれる。(2日間、失恋直後の船から転覆したような感覚が蘇る。涙腺崩壊)Nat-mur 2粒目をとる。
6日目  胃の不調、軟便
7-8日目   Nat-mur 3粒目

喉が焼けるように乾き、冷たい飲み物を欲する(普段は冬に冷たい物をとることはない)

1週間~1ヶ月 子供の頃の夢をよくみる等、デトックスが頻繁に起きる、

      7年以上春先に出ていた鼻の下のヘルペスが治る

 

 ***
 
マッチしたレメディをとると、その人の持つ自然治癒力(バイタルフォース)
が刺激されて、風邪のような症状を引き起こすことがあると言われています。
 
生体のエネルギーレベルが上がって
デトックスを開始し
その人のバイタルフォースが揺り動かされて
治癒に向かい始める。
 
それは、まるで止まっていた車に
ぴったりと合った鍵が見つかって
エンジンがかかり始めたよう
とも言われます。
 
例えば一輪車を漕ぎ出すとき
最初よろよろしながらバランスをとりながらも
慣性の法則ですいーっと走り出し
 
うまく動き始めたら
あとは手を加えずとも
その方向に流れ始めます。
 
 
バイタルフォースもエネルギーなので
動き始めたらあとはお任せです。
 
 

<行動の変化>

スーパーで必要以上に買いだめすることが少なくなった。

(以前はスーパーに行ったときに、ないものが目に入ると

欠乏感から買ってしまい、結果、予定以上の重い荷物を抱えて家路についていた。)

 

よりシンプルに、今必要なことを選択できるようになった。

 

 

 

<心の変化>

自分の中心軸と繋がっている感覚が増えた

欠乏感が和らいだ

自分より周りの人を優先するのが定着していたが

自分を一番大切にする勇気が持てるようになった 

 

 

【実際に起きたこと】

①過去との再会

実は、この講座が始まる前夜、かつて大切に想っていた人で

長い間疎遠になっていた人から

14年ぶりにSNS上で連絡が来るという出来事がありました。

 

かつてのわたしは、自分が至らなかった(自立できてなかった)せいで

離れ離れになってしまったという想いがあり

その悲しみはなかなか癒えることがありませんでした。

 

それから何度も、あの人は今、どうしているのだろう・・

と思ったことはありましたが

勇気が出ずに、連絡を取ることができませんでした。

 

その彼から、今赴任先のヨーロッパから、14年ぶりに連絡がきたのです。

今は家庭を持ち、第一子を授かった直後

仕事でも昇格し、公私ともに順風満帆の中で

ふと、どうしているのかと思い、SNSで見つけたので

深い意味はなく、繋がり申請をしたというのです。

 

実は同じSNSで、1カ月前にわたしも申請をしたのですが

不安になり、即日取消していたので、余計に驚きました。

  

元々英語での文通相手だったので、英語で近況報告をしているうちに

私の中のわだかまりが、徐々にほぐれていきました。

 

当時、わたしが未熟で、至らなかったために

関係性をだめにしてしまった、と思っていたのですが

今、再びやり取りをすることで、とても良い相性ではあったけど

お互いの人生の目的が違っていたから

一時的にご縁がありながらも

別の道に進んだのは必然だったのだと納得し

自分を責める気持ちが和らいでいきました。

 

そして、とても大切にしてもらっていた記憶がよみがえり

過去の悲しみの中にいるわたしを

現在地点へと迎えに行くように

悲しみが癒されていきました。

 

***

 

Nat-murの特徴の一つに、長年の深い悲しみから

過去の思い出に生きる、静かな悲観、閉じている

というマインドの状態があります。

 

過去の中に生きるというのは、つらいことですが

時に人は、どうすることもできないほどの悲しい出来事に直面すると

その時点で記憶が瞬間冷凍されて

岩塩のように固まってしまうことがあります。

 

わたしはまさに、この状態で、それがNat-murをとったことで

わたしの内側と共鳴し、その出来事にもう一度向き合い直すよう

外の現象が呼び起されたように、感じます。

 

14年ぶりに、Nat-murが繋いでくれた人との再会は

距離や時空を超えて、人はエネルギーで繋がり合っていることを

目の当りにしたような体験でした。

 

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②自分の気持ちと向き合い、家族との距離感を立て直す

 

レメディをとって数日たったところで、

家族に接する自分自身の態度に

違和感を感じるようになってきました。

 

離れて暮らしている家族は

コロナ禍でわたしのことを心配してくれていたので

安心させてあげたいと思って

母に毎日のように電話していましたが

続けていくうちに、自分にとって

負担が大きくなっていることに気付いたのです。

 

自分の時間を提供することが

当然のこととして定着していることに

違和感を感じ始め

わたしは適切な距離を取りたい、と思い始めていました。

 

そこで、自分の気持ちに正直に

やめることにしたのです。

  

自分の気持ちを大切に

依存しない、させない

 

目覚めて気付いている

自分の中の心の声が立ち上がってきました。

 

家族のことは大切に想いながらも

本当は自分のスペースをしっかり確保したいという

自分の気持ちを大切にして

自分サイドに強く留まる。

 

そこに罪悪感を持たなくてもいいと

思えるようになりました。 

 

家族のように長年続く

近親者との関係性は

固定化しやすく

長年の習慣、役割から

普段の接し方、振る舞いが当然のことのようになっている場合もあり

自分自身の気持ちに気付きにくかったり

新たな行動の変化を起こしづらかったりします。

 

まずは自分の気持ちを感じる

そこから、どうしたいのか

 

自分を主軸において

そこから主体的な行動を起こすことで

より健全な関係性が育っていくと信じています。

 

 

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***

Nat-murのレメディをとることで

わたしが今まさに向き合っている課題や

過去からの未完の出来事が目の前に現れ、

そこに、いつもとは違うパターンで対応する

身体・思考へとサポートが入ったと感じています。

 

それは、今の自分の感情、起きている気持ちを感じきり

未完の感情、症状を全うさせる、ことで

新たな気付きが生まれたり、

次のステップが見えたり

揺さぶられながらも、自分の中心軸へと戻り

進むべき方向性へと導かれたように思います。

 

③へ続く

 

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講座では、毎回、美味しいおやつを頂きながら、受講者と楽しく学びました。

 

ホメオパシー体験談③

<わたしの中に生まれた変化>

 必要最低限のレメディでバイタルフォースを動かし

その後は、人の持つ自然治癒力を最大限信頼する。

 

ホメオパシーのアプローチを経ることで 

私の中に生まれた一番大きな変化は

「本来の自分でいる以上に大切なことはない」と気付き

「わたしを一番大切にする」選択をする決意でした。

 

「和を以て貴しとなす」島国に生まれ育ち

全体の調和を最優先することが

習慣的に身についているわたしには、 

これには、決意というか、覚悟が必要でした。

 

自分の周りの人を大切にする=

自分を大切にしている

と思い込んでいましたが

実はそれが他者の軸で生きていることに気付き、

わたしにとって、健全な境界線を持ち直すことが必要だと気付いたのです。

 

自分を本当に大切にするとは

どういうことでしょうか。

 

それは、どんなときも自分の気持ちを大切にして

自分を信じてあげるということ。

 

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自分自身の中心軸に戻っていくということは

そのほかの余計なものを捨てることでもあり、

その過程では、何度も揺さぶりがかかるプロセスでもあります。

 

ホメオスタシス(恒常性の維持)

変化を拒み、慣れ親しんだ過去のリズムに戻ろうとする働きです。

 

身体の働きにも、心の働きにも、

積み重ねてきた歴史があり、そのリズムの中でバランスを取って

今日まで生きてきたこともあり、

生体はレメディによる刺激を受け取った後も
慣れ親しんだ過去のリズムに戻ろうとすると言われています。
 
急激な変化を求めず、 
過去の自分に敬意を払いながら、ゆっくりと変化させていく。

 

どんな時も、流れの中にいる

自分を信頼する。

 

そうすることで、深いところから

本当の変革が起きてくる。

 

 

 

 

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自分の内側に持つバイタルフォース、生命力を活性化することで、

本来の自分に戻り、より望む方向へと人生をクリエイトしていく。

 

ホメオパシーは、自分らしく生きたいと願う人にとって

そのサポートになってくれる存在だと感じています。

 

 

変化の自覚の有無に関わらず

根底から人を癒す可能性を秘めているので

必要としている人に、届くといいなと願っています。

 

これまでどうしても、治らなかった長年の不調がある方

からだとこころ、感情、内側から整えたい方

より自分らしく毎日を生きるために、

次のステップへのきっかけが欲しい方

自分に合うレメディがどんなものか知りたい方

 

みやまどかさんのホメオパシーのセッション、おすすめです。

興味がある方は、お気軽にご相談ください。 

クラシカルホメオパシー | Miya Madoka / Classical Homeopathy|日本・京都市

 

※ここで書いた体験は個人的なものなので、体験は十人十色。

身体の反応や変化の過程には個人差があることをご了承ください。

 

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講座最終日に記念撮影(右側がみやまどか先生)

たくさんのサポートをありがとうございました!