京都・クリパルヨガのある暮らし

京都からクリパルヨガを伝えています。米国クリパルセンター公認ヨガ教師 hitomiのブログです。

『フェルデンクライス×マインドフルネスWS』に参加して

2019.10.14

『フェルデンクライス×マインドフルネスWS~

自分と深くつながり目覚めるためワークショップ~』

(京都フェルデンクライス ろじのあかり、京都マインドフルネスセンター)  に

参加してきました。

 

https://aafelfel.blogspot.com/2019/09/ws.html

 

元々東京でのヨガの研修に行く予定だったのが

台風で延期となり、たまたま参加できることとなったWS。

 

フェルデンクライスを3本立てで受けられるという

とても貴重な機会に恵まれました。

 

感想を一言で表すと、とにかく濃密な時間だった、ということ。

 

その中でも、わたしにとって、一番のハイライトは

幼い頃、遊んでいたような感覚が蘇ってきて、

身体に宿る心地よさに繋がれたこと。

 

 ・・・

 

それは、骨盤でちいさな円を描くような動きをしていた時のこと。

 

時計をイメージして

 

3時~6時

6時~9時

9時~12時。

 

ゆっくりと、小さく、骨盤で円を描いていく。

 

ふと、幼い頃に、ひとり砂場で

 

とりとめもなく絵を描いて遊んでいたころの記憶が思いだされた。

 

 

何を描くでもなく、なんとなく思うままに手を動かし

 

たゆたうような時間。

 

外が暗くなってきて、周りの人が少なくなってきて

 

「もう帰るよ」と言われても

 

その声すら、背景に消えてしまうような

 

自分だけの時間。

 

・・・

 

何の目的も持たず

 

今という時を持て余し

 

光と戯れているかのような

 

ゆっくりとした時間。

 

今、ここでわたしと遊んでいる

 

わたしだけの時間。

 

あぁ、心地よい感覚

 

楽しさ、面白さって

 

こういう感じだったなぁと、ふと思い出した。

 

・・・

 

それは、新しく出会ったものというより

 

すでに知っていたけど、おとなになったわたしは

 

忘れてしまっていた余白。

 

身体と再会したような、感覚だった。

 

・・・

 

どうすべき、ということではなく

 

今、心地よい方

 

力を抜いていられる方を身体はちゃんと知っていて

 

そこに従っていればいいんだなぁと。

 

・・・

 

目的を持ったり、効率を重視して

 

どこかに向かうことよりも

 

すでに、流れているものを止めないでおくこと、

 

すでにある心地よさと繋がっていること。

 

力を抜いて、ゆだねること、surrender、・・・

 

・・・

 

分からない、と思っていたフェルデンクライスでの

 

身体の使い方、心地よい方向性というのが

 

何となくこの感じ、という感覚としてつかめたことは

 

自分の身体との繋がりを取り戻したような気持ちになり

 

とてもうれしかった。

 

・・・・

 

一つの動きを終え、再び、仰向けで身体の背面を感じる。

 

腰とマットのスペースが狭まり、左右のバランスが整っている。

 

ゆっくりと、立ち上がって歩いてみる。

 

視界が大きく開かれ、膝の痛みが柔らかくなっている。

 

 ・・・

 

全体性の回復

 

この日を終える頃、とても健やかな感覚が身体中に広がっていた。

 

思考が停止して、頭がクリアだ。

 

身体が導いてくれるちいさな一歩。

 

そのプロセスを信じて、あゆみ続けていきたい。

 

 

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京都フェルデンクライス ろじのあかり

http://aafelfel.blogspot.com/